クレジットカード

ショッピングとキャッシングの利用限度額

投稿日:11月 12, 2017 更新日:

ショッピングとキャッシングの利用限度額

クレジットカードにあるショッピング利用限度額とキャッシング利用限度額について解説します。

ショッピングの利用限度額は低額になる

主婦は安定した収入のある人よりも返済能力が低いとみなされるため、ショッピングの利用限度額も少なくなります。利用限度額はカード会社の判断によって決まり、一般的には最も低額の10万円から30万円程度になります。最初は限度額が低くても、カードの利用頻度が多く、利用金額が高い人で毎月きちんと返済していれば、自動的に限度額が引き上げられることもあります。

ただし、クレジットカードは一度支払いを延滞してしまうと信用情報に傷が付き、今後カードを作ることが難しくなってしまいます。カードを利用する際は限度額ぎりぎりまで使うのではなく、確実に返せる分だけ使うようにしましょう。

専業主婦のキャッシング枠

ほとんどのカードでは、申し込みの際にキャッシング枠の希望の有無や、キャッシング希望額を申告する項目がありますが、キャッシング枠が付与されるかどうかは、カード会社側の審査によって決まります。

キャッシング枠が付くかどうかの審査には収入が関係し、「総量規制」という法律に従って決定します。総量規制とは、「貸金業法」という法律で定められている規制で、「貸金業者は個人顧客に対しての貸付けを年収の3分の1以内にしなければならない」という内容なので、専業主婦のような収入がない人にはキャッシング枠を付けてはいけないことになります。

この「貸金業者」というのがポイントで、クレジットカード会社は貸金業者に含まれますが、銀行は含まれません。つまり、クレジットカード会社が発行するカードは総量規制の対象になり年収がない人にはキャッシング枠は付きませんが、銀行が発行する銀行系カードは総量規制の対象にならないため、年収がない人にもキャッシング枠が付く可能性があります。

従って、パート・アルバイト収入の有無がキャッシング枠に影響を与えるかどうかは、作りたいカードを発行しているのが ①クレジットカード会社の場合 ②銀行の場合で異なります。

①カードを発行しているのがクレジットカード会社の場合

作りたいカードの発行元がクレディセゾンなとのカード会社の場合、総量規制の対象になります。従って、パート・アルバイト収入がない主婦には原則キャッシング枠は付きません。一方パート・アルバイト収入がある主婦は年収があるため、カード会社の判断によりキャッシング枠が付く可能性があります。

②カードを発行しているのが銀行の場合

作りたいカードの発行元がイオン銀行などの銀行の場合、総量規制の対象にはならないため、カード会社の判断により、パート・アルバイト収入がない主婦にもキャッシング枠が付く可能性があります。

上記の通り、作りたいカードの発行元がどこなのかによってキャッシング枠の付き方が変わります。ただし、いずれの場合も枠を付けるかどうかの判断基準はカードの発行元によって異なるため、アルバイトをしているから、銀行発行のカードだからといって必ずキャッシング枠が付くわけではないので注意しましょう。

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