クレジットカード

クレジットカードポイントの基礎知識

投稿日:12月 22, 2017 更新日:

クレジットカードを作る時に「ポイント」は気になりますよね。しかしポイント周りは実は複雑。ポイント還元率はカードによって0.5%から2%までバラバラで、様々な条件で還元額も変化。1ポイントが何円相当かもカードによって違います。

そこでこのページではあなたに合ったカードを選ぶための基礎知識をお伝えします。具体的には、年間利用金額、カード使用先、ポイント移行先(マイル、量販店のポイント、nanacoポイント…)年会費、有効期限を押さえることが大事!例えば、年会費が高ければポイントカードを作った方がお得なケースも。また、特定の条件をクリアすることでボーナスポイントをもらえるカードもあるんです。

クレジットカードの「ポイント」って、気になりますよね。ポイント還元クレジットカードであれば、ただカードを使っているだけで自然とポイントが貯まり、それが商品と交換できたりマイルと交換できたり、他のポイントに充当できたり…。気づかず貯まるプレゼントのようなもので、とても嬉しいものです。

これは普通に現金で支払っていれば全く得られないものですから、まさに「お得」、それがカードのポイントサービスです。

「高還元率」ってどれくらいから?

よく、高還元率カード!という言葉を聞きますが、いったいどれくらいからが高還元率なのでしょうか。これは一般的には1%以上を目安にしています。

一般的なカードの還元率は実は0.5%程度。それに対して1%あれば、倍以上の還元率ということですね。しかも世の中にはそれを越えて1.5%であったり1.75%といったカードもあります。使い方によっては実質それ以上の還元率をたたき出すこともできるんです。

「ポイント」と一口に言っても内容は様々

しかしこのポイントシステム、きちんと調べることが大切です。

例えば以下の2つの例をご覧ください。

  • Aというカードは、1ポイント=1円換算
  • Bというカードは、1000ポイント=100円換算(実質1ポイント=0.1円換算)

なんと、1ポイント数に対する価値が全然違うんですね。

こういったことは、しっかりクレジットカードのサイトを見ないと分かりません。カード業界で決まった定義があるわけではないからです。

また、ポイントというとあたかも現金そのもののような印象がありますが、これもマチマチです。例えば、ポイントは特定の商品との交換にしか使えなかったり、特定の店舗での利用にしか使えないような「限定」された使い方しかできないこともあります。また、他のポイントや電子マネーに変えられるものも、特定のものにしか変えられないのが普通です。

ポイント自体も、使わなければ永久に残る、いわゆる「永久不滅ポイント」もあれば、わずか1〜2年で消えてしまうものもあります。

このように、ポイントはカード会社により扱いや内容が様々なので、きちんと調べることが大事です。さもないと、お得だと思っていたものが全然お得ではないという、足元をすくわれた状態になってしまうんです。

お得なカードの選び方

実は、本当に万人にとって「これが一番お得」というカードは存在しません。使う人のライフスタイルや利用額によって、ベストは変わってきます。いったい自分はどんなことにどれだけカードを使うのか?そこを考えながら、探すことをオススメします。

とは言え、その上でどういった点に気をつけるべきなのでしょうか。

その時には以下の4つのポイントを最低限押さえてみてください。

  1. 年間利用額はどれくらいの予定か?
  2. よくカードを使うのはどこか?どんな店?
  3. ポイントをどんな形で還元されたいか?
  4. ポイントはすぐに使うか、長く取っておきたいか?

1.年間利用額はどれくらいの予定か?

まずは、カードをどれくらい使うのか?です。なぜなら、カードのポイントはその年間利用額によって、還元率が変わってくる物が多いからです。

当然、年間利用額が高ければ高いほど、一般的には還元率は高くなります。例えば有名な某カードでは、前年度の利用額に応じて

  • 300万円以上:実質60%のボーナスポイント付与
  • 100万円以上300万円未満:実質30%のボーナスポイント付与
  • 50万円以上100万円未満:実質20%のボーナスポイント付与

といった特典があります。年間300万円、つまり月間25万円以上使う場合にはポイントの還元率が1.6倍になるんですね。

たくさん使う人は他のボーナスポイントがつくことも多いですから、こういったカードはたくさんカードを使う人に向いていると言えます。

とは言え誰もがクレジットカードでたくさん買い物をするわけではありません。月々数万円〜使わない事もあるという方も多いはず。

そういった方は、クレジットカード利用額が低くても還元率が高いカードを選ぶことをオススメします。例えば高還元率で評判であるジャックスの「REXカード」は、いつでもどこでも標準還元率は1.75%です。リボ払いを使うと2.25%です。

また、利用額が少ない場合は基本は年会費無料なカードがベターです。また、初年度年会費無料などではなく、ずっと年会費無料のものがいいです。なぜなら、いくら還元率が高いとはいえ、利用金額が少なければそこまでポイント付与数は多くはない、そこに年会費がかかってきてしまうと、うまみが減ってしまうから。

なので、年会費無料カード、あるいは自分が使う予定の金額でなら次年度年会費無料になる、といったカードを選んでみてください(年会費無料条件をチェックしてみてください。)

このように、カードを選ぶときには「いったいどれくらい自分は使うかな?」ということを考えて、その利用金額で最もお得なカードを選ぶことをおすすめします。

2.よくカードを使うのはどこか?どんな店?

続いては使う場所です。特に流通系のカードで多いのですが、自社関連のお店であったりサイトで買い物をした場合にはボーナスポイント付与される場合があります。

なので、例えば自分はAmazonでたくさん物を買う、ガソリンスタンドにたくさん行く、特定のネットサービスをたくさん日常的に使うなど、使い道に特徴があれば、その使い方で上手くポイント付与されるカードを選ぶと、とてもお得になります。

出光カード(プラスポイントサービス)やENEOSカードなどのガソリン系カードは、よく車を使う人にとってはとてもお得なカードです。実際、よく使われていますよね。

ポイントに応じてガソリン代や軽油代の割引が受けられます(最大1リッター7円も!)し、普通にショッピングしたらポイントはもちろん溜まっていきます。カー用品を買うときには高還元率になります。ロードサービスが格安でついてきたりもします。

また、それ以外で最近注目されているのはリクルートカード。どういうことかというと、リクルート系のサービスを使うとポイントの還元率が大きく上がるんです。

リクルート系のサービスってたくさんあります。例えば「ホットペッパー」「じゃらん」「じゃらんゴルフ」「ポンパレモール」などなど…旅行に行くにも食事の予約にも日常的に使うものばかり。これらを使うときにはポイント付与率が3%から2%も増えるんです。リクルート系のサービスを使う人にはとっても向いているカードです。

楽天を使う人にとっては楽天スーパーポイントがたくさん貯まる楽天カードは魅力的です。逆に言えば、楽天をあまり使わない人は選ぶべきではありません。

このように、いったい自分はどんな使い方をするのかを考えて、そこでお得になるカードを選ぶ、これが2つ目のポイントです。

3.ポイントをどんな形で還元されたいか

続いて、還元の形です。これが結構落とし穴になりがちなので、きちんとチェックして下さい。

カードのポイントは大きくは、以下の様な形で還元されます。

  • 特定の商品との交換(ポイントプログラムなど)
  • 他のポイントとの交換
  • キャッシュバック(支払いに充当)

特定の商品とのポイント交換はよくあります。様々なギフトから選択できます。ただ、使い勝手が悪いケースが多いのであまり人気はありません、なぜかというと「対象商品の中にほしい商品がない」…ということがありがちだからです。

どんなに還元率の高いカードであっても、欲しいものと取り替えられないのでは意味がありませんよね。なので、最低でも商品券やギフトカードとポイント交換できるようなカードを選ばないといけません。

また、キャッシュバックも好みが分かれる所です。

どういうことかというと、現金が送られてくるのではなく、次回の支払いから差し引かれる形になるからです。例えば、1万円分のポイントが溜まっていたら、次回の支払いから1万円差し引かれるということです。

もちろんキャッシュバックは実質行われているわけですが、ポイント特有のいわゆる「プレゼント感」は若干減ってしまいます。そこを大事にする方はキャッシュバック型は向いていないかもしれません(とは言えそのキャッシュバック分を銀行から下ろせば、結果的にはプレゼント感が出ますので、個人的にはどちらでもいいと思うのですが…好みですね)

他のポイントとの交換は、どのポイントに交換できるかが肝です。

色々な所で使えるポイントであれば良いですし、自分がよく使う店のポイントに換えることができれば便利ですね。例えば家電製品をよく買う人はビックカメラやヤマダ電機のポイントに交換できると、ポイントだけで色々な買い物ができるようになります。実際、カードのポイントを全部ビックカメラのポイントに買えて、ほとんどビックカメラでお金を払ったことがない、なんていう人もいます。

海外によく行く方はマイルであったり、あるいは「海外利用ポイント付与2倍」といったような海外利用での特典があるものを選ぶといいですね。

ポイント還元については、いわゆるこの「出口」である還元の形を必ずチェックして、それが自分にとって使いやすいかどうかを確認することをお薦めします。ライフスタイルに合わせて考えてみてください。

4.ポイントはすぐに使うか、長く取っておきたいか?

これはつまり「ポイント有効期限」です。意外と短いケースが多いんですね。ポイントはじっくり貯めて、ドカンと使いたいというような方は、長めの有効期限があるカードをお勧めします。そうではなく、たまったらすぐ使いたいという方は、短めでもいいかもしれません。

一番いいのは「永久不滅ポイント」ですね。安心して使えます。とは言え、他のポイントに交換したりできるものは、コマメに交換してしまえばあまり気にしなくていいかもしれません。

カードの使い方でお薦めは変わってくる

この様にな点をおさえて、カードを選んでみてください。ここの選択次第で大きくお得度は変わってきます。あなたに合ったカードをぜひ見つけて申し込んでみてください。今までどれだけ損をしていたかが分かると思います。
なお、詳しいクレジットカードの作り方についてはクレジットカードの作り方を参考にして下さい。

オリコカード
ザ・ポイント

オリコカード・ザ・ポイント

年会費永年無料
最大17.5%の高還元率
1,052万人が利用。加盟店数74万店

-クレジットカード
-,

Copyright© お金に困ったらショッピング枠現金化ママ安心サポート , 2024 AllRights Reserved.