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比較してみる
業者がホームページに記載している換金率は決して嘘ではないのですが、それとは別途手数料が掛かるからです。
つまり、クレジットカード現金化を利用すると、まず記載の通りの換金率が適用され、その後に決済手数料、消費税、配送料など、色々な手数料が引かれるのです。
例えば、30万円の利用を希望している利用者がいたとします。
利用する業者の換金率は85%でした。
この時、まず換金率85%が適用されて25万5000円になり、そこから、利用手数料として5%、消費税として8%が引かれたとすれば、約22万5000円となります。
つまり、当初の予定では85%の換金率を想定していたのですが、実質的な換金率は75%になってしまうということです。
利用者は、想像していたよりも10%も低い額で利用することになってしまうのです。
手数料はブラックボックスであり、公表されているものではありません。
業者によって異なるものの、実際に問い合わせてみるまで分からないものです。
ですから、ホームページをみながら業者選びをしている段階では、表面上の換金率で比較しているというだけのことであり、実質的な換金率で比較することにはなりません。
手数料で調整している
では、業者はなぜこのように換金率を調整しているのでしょうか。
一つには、表面換金率で良い条件を提示することで、多くの利用者を獲得したいということが挙げられるでしょう。
また、手数料は業者のさじ加減で決まる性質のものであるため、それを利用して利益の確保につなげていると考えられます。
例えば、10万円の利用に対して、真面目に85%の換金率を適用したとすれば業者の売り上げは1万5000円になります。
これでは利幅が小さいですが、上述の通りクレジットカード現金化を利用する人の多くは少額の利用です。
ですから、利用者一人当たりの利益を少しずつ上げていくことで、売上を伸ばしていくことができるのです。
10万円の利用者100人に対して85%を適用すれば150万円の売り上げですが、85%適用後に5%の決済手数料と消費税8%を差し引けば、利用者一人当たりの業者の利益は約2万5000円となるため、100人の利用者を獲得した時の売上は250万円に伸びます。
このように、手数料を差し引くことは業者によって大きな利益をもたらすことになるのです。
だからこそ多くの業者が手数料を差し引いているのであり、手数料がゼロという業者はほとんどないと言ってよいでしょう(あるのかもしれませんが、私は見た事がありません)。
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