お金にまつわる話

性格で違う貯金の手段

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「将来はお金を貯めたい」と心積もりていても、生活習慣や個人の性格によって蓄えの仕方も変わってきます。

コツコツと続けるのが優れているな人、ズボラな人など、各々のタイプにマッチして蓄えの仕方を考慮してみましょう。

“心配性”をちょっとゆるめれば、お金は貯まる

“心配性”という方は多々あると考えます。「老後が懸念事項だから、お金を充分に貯めている」「未来が如何になるかわからないから、蓄えして準備ている」という方も多々ある事でしょう。その一方で、心配性のあまり、不可欠以上にお金を利用しすぎてしまうという事例もあります。

それゆえ、お金が貯金に回らないのです。

さて、あなたの場合はいかがでしょうか。今回は、心配性のあまりお金が貯まらないケースを、3つ紹介します。

ケース1:「あれば安心」と思って、買いすぎてしまうタイプ

買い物をしているときに、「これがあれば安心かも…」という思いが浮かび、たいして必要でないのに買いすぎてしまうケースです。

洗剤や化粧品などのセールを見かけて、「安売りなのは、今日だけかもしれない」と、何個も買ってしまいます。時間がたつと、買いだめしたものに興味がなくなって戸棚の奥へ。また新たなものを購入することになります。

「パーティーがあったら便利かも」と、パーティードレスやバッグを買いすぎたり、「結婚式のご祝儀袋、たくさんあったほうが安心」と、たくさん買ったものの、気分が変わって使わなかったり。調味料がそろっていないと料理をするときに困るかも、機能的な調理グッズがあったら忙しいときに便利かも…と、あまり使わないものまで次々と買ってしまいます。

「買ったものの、結局出番がない」「1回使っただけのものがたくさんある」という方は、このケースに該当するかもしれません。身の回りのものを、ちょっとチェックしてみましょう。

ケース2:「人間関係は大事だ」と思い、付き合いが良すぎるタイプ

生活をしていく上で、仕事をしていく上で、人間関係は非常に大切です。とはいっても、時間には限りがありますし、相性の合う合わないもありますので、人間関係には自然と優先順位がついていくものです。

ところが、心配性な人は、「せっかく誘われたのに、断ってしまうとせっかくの人間関係が壊れてしまう」「あの会に顔を出しておけば、何かの人脈につながるかも…」などと考えて、優先度を考えずに、やみくもに会っている人もいます。

それでは、本当に大切な人と大切な時間を過ごす時間が減り、気遣いが減り、かけられるお金も減り、当然貯蓄にまわせるお金もなくなってしまい、本末転倒です。

お互いにとって大切な人なら、ちょっと会えないときがあったとしても、関係はそう簡単に崩れないもの。一度会わないくらいで関係が崩れるようなら、それまでの間柄かもしれません。お金も時間も、”大切な人を大切にするため”に優先的に使えるようにしたいですね。

ケース3:「イザというときに困る」と、保険に入りすぎてしまうタイプ

収入は比較的あるのに、なぜかお金が貯まらないという人の中には、保険に入りすぎているという人もよく見られます。

保険に入った理由を聞いてみると「知り合いにすすめられて、よくわかないけれど入ってしまった」「いざというときに、自分や家族が困らないようにと思って」などと言って、20代の独身で実家暮らしなのに、月に2、3万円もの保険料を払って生命保険に入っているという人もいます。

先行きのぼんやりとした不安が、保険に入ることで「安心」に変わるのだと、思い込んでいるケースです。

仮に、独身で実家暮らしであれば、(20代では可能性は非常に低いですが)万一死亡した場合、家族はもちろん大変悲しむと思いますが、「この子が亡くなったせいで、収入がなくなって生活が困る」ということは、あまりないのではないでしょうか。(実家にお金を入れていて、それで生活が成り立っている場合はのぞきます)。

保険に入る際には、漠然とした不安から入るのではなく、「万一のことが起こったら、お金の面でどういうことに困るか」というケースを想定してから、検討するようにしたいですね。

以上、心配性のあまり、余計な出費が増えてお金が貯まらないケースを3つ紹介しました。心配性の方は、先々のことをイメージでき、周囲のことも気遣いする人が多く、それじたいは素晴らしいことだと思います。でもそれが逆効果となり、無駄なお金を使っていてはもったいないこと。たまには大雑把にざっくりとした考えも取り入れつつ、出費と貯蓄とのちょうどいいバランスを見つけてみてくださいね。

 

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