お金関連の用語集

『タ行』の用語一覧

投稿日:5月 29, 2017 更新日:


【た】


<代理受領>

借主(住宅ローン契約者)に代わって、金融機関の融資金を、住宅会社など施工主が受け取ること。住宅ローンでは所有権音移転後に、抵当権の設定を行い、設定完了後に融資の実行となるため、実際の融資と支払いにタイムラグが生じることから生まれたもの。つなぎ融資と違い、余計なお金がかからないことが多い。

<多額債務者>

自身の返済能力を超えた債務を負ってしまった人のこと。返済面で苦労することが多いので、一般的には債務整理などを行って借金を減らすというケースが多い。類義語に多重債務者がある。

<多重債務者>

複数のローンを抱えている人のこと。借金を複数社から行っているため、返済能力が限界となるケースが多いとされている。多重債務による返済の負担を軽減するためのローンにおまとめローンなどがあり、これは借金の一本化を行うためのローン商品となっている。類義語に二重債務者などがある。

<多目的ローン>

様々な目的に利用できるローンのこと。フリーローンやフリーキャッシングなどとも呼ばれることが多く、一般的な消費者金融の即日融資などで利用するローン商品は、この多目的ローンである可能性が高い。マイカーローンなど、目的を一部に定めているローンを目的別ローンと呼ぶ。フリーキャッシング、フリーローンと同義。

<単純保証人>

保証人の一つ。お金を借りるなど債務を負うときに、この債務者に対する保証を行う人のことをさす。多くの場合、債務者が返済を行えないなどの債務不履行が起きた場合に保証する義務が生じるが、単純保証人の場合、保証債務に置いて、債権者へ、債務者への返済を先に促すように言う、あるいは債務者に返済能力がある場合に返済を債務者が行うことを証明し、この請求を債権者から拒否する権利の2つを持つ。この権利は連帯保証人にない権利となる。

<団信(団信保険)>

団体信用生命保険の略称。住宅ローンなどの契約者が病気や死亡などで残りのローン返済ができなくなった場合に、住宅ローンの返済義務が、生命保険会社からの保険金を利用して支払われる仕組みのこと。一般的には債務者を被保険者として、保険受取人とする保険契約を行う。団信保険では、金融機関が住宅ローン利用者をまとめて生命保険会社に申し込むことから、加入条件の差が少なく、掛け金も安い保険と言われている。

<担保>

債務者に債務不履行があった場合に備えた、返済の保証を行う手段のこと。抵当権や資産などの特定の財産を担保とすることを物的担保、債務者以外の第三者に保証人などになってもらい、返済ができない場合には債務が移行するものを人的担保(対人担保)という。物的担保で一般的なものに、預金担保、有価証券担保、不動産担保などがある。

<担保ローン>

借り入れ条件に担保提供が必要な金銭の貸付ローンのこと。借り入れを行う債務者の信用力だけでは保証できないという場合に必要となり、住宅ローンや不動産担保ローンなど、高額の貸付の場合に利用される。有担保ローンと同義。


【ち】


<遅延損害金>

返済が期日よりも遅れた場合に発生する損害賠償金のこと。約定日に返済が出来なかった場合にペナルティーとして利用されるほかに、レンタル商品の返済遅延や、公共料金などでも多く利用される損害賠償金である。延滞利息、延滞税、遅延利息とほとんど同義。

<直接貸付>

政府系金融機関などが企業に対して直接行う融資のこと。国民生活公庫や中小企業金融公庫などがあり、この窓口に直接融資を申し込むことから言われている。対義語に、民間の金融機関が業務委託契約を行って委託された金融機関を通した貸付を行う場合を、代理貸付という。


【つ】


<つなぎ融資>

不動産購入時、実際の支払日と住宅ローン契約で降りるお金の時期にずれが生じるとき、短期間だけ資金的なタイムラグを埋めるために受ける融資のこと。現在所有している不動産を売却し新しい物件購入する場合、売却が完了するまでに資金が必要な場合や、抵当権の登記と資金とのずれなどを調整する役割を果たしている。新築住宅購入の場合、不動産会社が買い手の代わりに金融機関から先にお金を受け取ることで受領処理を行う、代理受領を行ってくれるケースがあり、この場合はつなぎ融資は不要となる。


【て】


<締結>

契約を結ぶこと。

<抵当権>

住宅ローンや担保ローンなどで、借金をする代わりに担保を得られる権利。民法では抵当権音対象を不動産である土地建物と地上権、永小作権の2つに定めている。マンション購入などの場合、金融機関と抵当権設定契約を結んだあとに、抵当権設定登記を行うことが多い。複数の登記を行った場合、優先順位を上から順番になる。


【と】


<動産担保融資>

企業などの在庫商品や器材整備、農産、畜産物などの価値が動的であるものを担保として融資を行うこと。日本では担保の場合、土地や建物などを担保とする不動産融資が非常に一般的に知られているが、資産価値や換金性が高いということから、条件を満たす場合、畜産などの動産も担保として認められるケースが増加してきている。不動産などの資産を持たない中小企業が融資を受けるときにも利便性が高いとして、金融庁なども推進しているといわれる。

<途上審査>

クレジットカード会社など、信用力で融資を行った利用者の利用状況や返済状況のチェックを行うこと。途上審査を行うことで供与枠(限度額)の変更や、遅延金の未然防止、不正を行ったカードなどの利用を防止する役割を持っている。

<トリプルカード>

1枚のカードに3つの役割を持たせているカード(キャッシュカード一体型クレジットカードのこと)のこと。多くの場合、キャッシュカード機能に、クレジットカードの信販会社と加盟店の3つの機能を利用できるものなどをトリプルカードという。三者間カードの場合、国際ブランドと加盟店、利用者の三者をさすため、少し概念が変わる。現在利用される多くのクレジットカードは、提携カード(ダブルカード、二者間カード)である。


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