水商売でも審査に通ってクレジットカードを作れるのか

キャバクラやホステス、風俗といった俗にいう「夜のお仕事」を水商売と言います。水商売をしている方は、マンションを借りたり、ローンを組んだりということが出来ない場合がある職業ですが、クレジットカード審査においては発行が可能なのでしょうか？

結論から言うと、水商売をされている方でもクレジットカードの発行は可能です。カード会社は職業だけを見て極端に審査を厳しくするということはしていません。肝心なのは、勤め先のお店の規模や業務履歴、申込者本人の年収や年齢といった属性です。

ただ、一般企業で正社員として働く人と比べると収入が安定していない分、どうしても審査が厳しいクレジットカードを発行するのは難しいです。このページでは水商売の方でも申し込みできるクレジットカードを紹介し、審査に通過するコツを紹介します。

結論を言うと、水商売をしている方がクレジットカード審査に通るためには、女性専用クレジットカードを選ぶことをおすすめします。

女性専用クレジットカード

三井住友VISAアミティカードは女性専用クレジットカードなので、「高校生を除く18歳以上の方」であれば申し込みOKです。

一般的なクレジットカード会社は申込資格として「安定した収入が必要」としている場合があるため、会社員などで定期収入がなければ審査に落ちてしまう可能性があります。その点、女性専用カードであるアミティエカードの申し込み条件はいたってシンプルになっています。

初年度年会費無料で利用でき、2年目以降は年会費1,250円(税抜)です。年間100万円までのお買物安心保険が付いているので、購入した商品が破損していたり、ネットショッピングで購入した商品が配送中に紛失したりしても補償されます。

また、海外旅行保険、国内旅行保険も付いているので、旅行好きな方にもおすすめできるクレジットカードです。

お急ぎの方はアコムACマスターカード

すぐにクレジットカードが必要な方は、最短即日発行できるACマスターカードがおすすめです。

通常、クレジットカードは申し込みから手元に届くまで2週間前後かかりますが、ACマスターカードはお近くの無人契約機で最短即日発行でき、当日からカードを利用できます。

カード発行可能かWEBで仮審査を行う「3秒診断」があるので、試してみて「ご融資可能です」と表示されたら申し込んでみましょう。

クレジットカード審査に通るためのコツ

クレジットカードの審査では、年収や勤続年数、居住年数といった、すぐには変えられない信用情報と、ちょっとした工夫をすれば審査でプラスに働く信用情報があります。その「工夫」について説明していきます。

勤務先の欄に記入するのはお店の運営会社名が良い

カード申込みの時に勤務先を記入する項目が出てきたら、務めているお店の名前ではなくてお店を運営している会社名を記入すると審査の時にかなり有利に働きます。運営会社がお店の名前と同じ場合はそのまま記入しても問題ありません。場合によっては申し込み後に給与明細や収入証明書を発行するよう求められたり、勤め先への在籍確認の電話がかかってきたりするので、お店の店長などに相談して話を通しておいてもらうと良いでしょう。

アリバイ会社はNG

水商売をしている会社ではアリバイ会社（偽装会社）と呼ばれる架空の会社名をいくつか持っていることがありますが、アリバイ会社の名前を記載しての申し込みはしないようにしてください。カード会社にバレると、カード発行後でも利用停止にさせられ、他のカードも作れなくなる可能性があり、場合によっては詐欺罪に問われてしまう可能性もあります。

嘘を書くのはNG

当然、会社名や年収の項目に嘘を記入して申込みをするのもダメです。クレジットカード会社は個人信用情報機関に登録されているあらゆる情報を照会して審査を行うので、嘘を記入してもすぐにバレてしまいます。もしバレると、嘘をついたという情報が個人信用情報機関に登録され、カードの発行が出来なくなってしまうリスクがあります。
正確な情報を記入して申込みをすることは、審査通過のための最低条件です。

キャッシング枠を可能な限り減らす

クレジットカードは、購入したものを翌月払いにできるクレジット機能のほかに、ATMなどで現金を借りることが出来るキャッシング機能があり、借りられる上限額のことを「キャッシング枠」と言います。

このキャッシング枠申込み時に、可能であれば0円で、0円が設定出来ないカードでも可能な限り安く設定して申込みをしましょう。キャッシングとは、いわば借金なので、収入が出勤日を自分で決めて出社したり、指名料をもらって給料が変わったりする水商売では、収入が安定していないため、キャッシング枠を大きく求めると審査で落ちる可能性が高くなります。

女性専用クレジットカード