今は、日本全国すべての電力会社(北海道電力/東北電/東京電力/中部電力/関西電力/北陸電力/四国電力/九州電力/沖縄電力)が、インターネットで申し込み手続きを行う、またはクレジットカード支払い申込書を郵送することにより、電気料金のクレジットカード支払いを行うことが可能です。
インターネットで申し込み手続きでしたら、各電力会社のホームページの申し込みフォームより、契約情報(電気ご使用量のお知らせに記載されているお客様番号)、個人情報(お名前、住所など)、クレジットカード番号を入力することで申し込み手続きが完了しますので、申込書を取り寄せて郵送申込するよりも簡単に申込手続きが完了しますので便利ですね。
もちろん、電気料金の支払いでも、クレジットカードのポイントを貯めることができますが、注意が必要です。
電気料金の場合、支払い方法を口座振替にしている場合は月額54円の割引制度(口座振替割引サービス)が適用されるため、ポイント還元率が少ないクレジットカードで支払いをしていると、口座振替の方が割引額が大きくお得です。また、一人暮らしで電気料金が少ない場合も、口座振替のほうがお得です。
そこで、電気料金支払いで高ポイントが貯まるカードを選び、口座振替割引54円よりも割引になる電気料金額を検証してみました。
電気料金クレジットカード払い時の注意点
先に、電気料金をクレジットカード支払いへ切り替えするときの注意点を記載します。
2ヶ月分まとめて請求されることがある
新居に転居したときなど、新規に電力会社と契約するときにクレジットカード支払い申し込みした場合などタイミングによって、電気料金を2ヶ月分まとめてクレジットカード会社から引き落としされる場合がありますので、クレジットカード会社からの請求金額と口座残高に注意してください。
クレジットカード支払いの場合、クレジットカード会社が電気料金を電力会社へ立替払いをし、その後、クレジットカード会社がお客さまにへ請求するという流れです。なので、もしクレジットカード会社への支払いを遅延してしまうと、個人情報信用機関やクレジットカード会社に、支払い遅延の記録が残ってしまいますので、2枚目以降のクレジットカード発行や、住宅ローンの新規申込時の審査に悪影響が出てしまいます。
提携クレジットカード会社しか使えない
JCBカード、VISAカード、マスターカードなど、日本で流通しているほとんどのクレジットカード会社で電気料金を支払い可能ですが、銀聯カード(中国のカード会社)など一部の海外クレジットカード会社は支払い対応しておりません。支払い対応クレジットカード会社は、各電力会社のホームページに記載されておりますので、自分のクレジットカードが支払い対応しているのか、申し込み前にチェックしてください。
nanacoポイントを貯めたいならJCBカード
電気料金の支払いでお得にnanacoポイントを貯めるなら、JCBカードがおすすめです。
JCBカードなら、電気料金支払いで溜まったokidokiポイント(JCBカードのポイント)を、1okidokiポイント→5nanacoポイントへ変換できます。
JCBカードのポイント還元率は0.5%と低く感じますが、nanacoポイントへの交換レートが5倍の5nanacoポイントあるため、他のクレジットカードよりもnanacoポイントを得ることができます。
セブン-イレブンのグループ会社である株式会社セブン・カードサービスが発行しているセブンカード・プラスでさえ200円ごとに3nanacoポイントしかつかない中、JCBカードは200円毎に5nanacoポイントも貰えるんです。
しかも、nanacoポイント交換レートアップキャンペーンを頻繁に行っており、キャンペーン中は1okidokiポイント→6nanacoへ変換できるので、200円毎に6nanacoポイントが貰えます。
nanacoポイントは、1nanacoポイントごとに1円として、セブンイレブンでの支払いに利用できる上に、他の公共料金や携帯電話代などをセブンイレブンで支払う際にも利用できるため、ポイント利用する機会が多く便利なポイントです。
口座振替割引とnanacoポイントの比較
JCBカードで電気代を支払った際に貰えるnanacoポイントと、口座振替割引を比べ、毎月の電気料金金額により、どちらがお得か比較した表です。
なお、nanacoポイントの交換レートは6ポイントで計算しています。
月々の電気利用料金 | 口座振替割引還元率 | nanaco ポイント |
お得な料金 |
---|---|---|---|
1,800円 | 54円 | 54円分 | 同じ割引率 |
お得 5,000円 |
54円 | 150円分 | JCBカードの方が 月々101円(年間1,212円)お得 |
お得 10,000円 |
54円 | 300円分 | クレカの方が 月々251円(年間3,012円)お得 |
月々の電気代が1,800円以上であれば、JCBカードで支払いをした方がお得です。
すべての電力会社でインターネットによる申し込みが可能
JCBカードは、すべての電力会社と加盟店契約を結んでおりますので、インターネット上からクレジットカード支払いへ切り替え申し込みが可能です。
JCBカードは日本発のクレジットカードブランドで、国内サービスであれば、とても充実しているので、1枚作っておいても損は無いです。
JCBカード
世界で8,600万人が利用中
携帯電話・公共料金・税金など支払い可能
WAONポイントを貯めたいなら三井住友VISAカード
電気料金の支払いでお得にWAONポイントを貯めるなら、JCBカードがおすすめです。
三井住友VISAカードなら、電気料金支払いで溜まったポイントを、1ポイント→5WAONポイントへ変換できます。
三井住友VISAカードは、ワールドプレゼントというポイント還元プログラムを採用しており、ポイント還元率は0.5%と低めに設定されています。
しかし、WAONポイントへの交換レートが5倍の5WAONポイントあるため、他のクレジットカードよりもWAONポイントを得ることができます。
ただし、交換レートを5倍でWAONポイントへポイント交換するためには、初回発行手数料300円を支払い、三井住友カードWAONを別途取得する必要があります。
三井住友カードWAONは、三井住友グループのクレジットカードを所持している方が発行できるWAONカードであり、通常のWAONカードと同じ機能の他に、WAONカード残高が不足した場合に、クレジットカードからオートチャージできる機能などが追加されているカードです。
初回発行手数料300円がかかってしまいますが、以後、年会費などはかかりませんので、通常のWAONカードへの交換レートが3倍に対し、三井住友カードWAONの交換レート5倍を考慮すると、三井住友カードWAONは300円を支払ってでも発行しておきたいカードです。
WAONポイントは、100WAONポイントごとに100円として、LAWSON(ローソン)での支払いに利用できる上に、100WAONポイントごとに90Suicaポイントへポイント移行できる便利なポイントです。
口座振替割引とWAONポイントの比較
三井住友VISAカードで電気代を支払った際に貰えるWAONポイントと、口座振替割引を比べ、毎月の電気料金金額により、どちらがお得か比較した表です。
月々の電気利用料金 | 口座振替割引還元率 | WAON ポイント |
お得な料金 |
---|---|---|---|
2,160円 | 54円 | 54円分 | 同じ割引率 |
お得 5,000円 |
54円 | 125円分 | 三井住友VISAカードの方が 月々71円(年間852円)お得 |
お得 10,000円 |
54円 | 250円分 | 三井住友VISAの方が 月々196円(年間2,352円)お得 |
月々の電気代が2,160円以上であれば、三井住友VISAカードで支払いをした方がお得です。
また、JCBカードは年間利用金額が一定額の場合、ポイント付与率が上がりますので、更にお得になります。
オール電化で家族で一戸建て等の場合はカード払いがおすすめ
オール電化で例えば4人家族で一戸建てに住んでいる等の場合は、クレジットカード払いが圧倒的におすすめです。
オール電化は、ガス代がかからない代わりに電気代がかかります。4人家族ですと2万〜3万円くらいが多いのではないでしょうか。
エコキュートなどを深夜に回しても、それなりに電気代はかかります、特に暑い夏や寒い冬は昼間電力を使いますので、なおさら電気代がかかります。
もし年間30万円以上電気代がかかるようでしたら、JCBカードのスターメンバーになることができますので、年間利用金額に合わせ翌年度以降の獲得ポイント数を10%以上アップ可能です。
JCBスターメンバーポイントアップ表
年間利用金額 | 翌年のポイントアップ率 |
---|---|
30万円以上 | 10%UP |
50万円以上 | 20%UP |
100万円以上 | 50%UP |
30万円に届くか不安な場合でも、携帯電話料金など、他の公共料金をまとめてJCBカードへ登録することにより、スターePLUSメンバーになれる可能性が上がります。