子育て色々

反抗期・思春期の子育て

投稿日:

反抗期に入った子どもに、保護者はどのように接するべきなのでしょうか。また、どのように接すると状況を悪化させてしまうのでしょうか。

小学生の反抗期とどう向き合う?

中学生頃から本格的な反抗期を迎える子どもが多いとはいえ、反抗を始める時期には個人差があります。

まず、反抗期の小学生に対する親の向き合い方について、年代別に解説します。

小学校入学まで

2歳から始まる「イヤイヤ期」の名残もあり、子どもはすでに一定の自立心を身につけています。そのため、「自分の力でやりたい」という願望を持っており、親が過度に干渉すると拒絶反応を示すこともあるでしょう。

その自立心を軽んじて、なにもかも手を出そうとするのはNG。絶対に子どもに任せられないことを除いては、ある程度、自分の力でやらせることが大切です。

小学校低学年

家庭が中心だった生活から、学校中心の生活に変わる時期。親に口答えすることも増えてくるでしょう。

この時、子どもがなにも言い返せなくなるまで怒鳴る、やりこめるといった対応は考えものです。これは反抗の方法を教えているようなもの。親子関係を対立へと向かわせることにも繋がってしまいます。口答えをしてきても軽く受け流すくらいの余裕を持ちましょう。

また、言うことを聞かせるために「~すれば、ゲームソフトを買ってあげる」というような交換条件を出すのもよくありません。見返りなしには言うことを聞かない子どもになってしまいます。

何かをさせたいのであれば、交換条件を出したり、命令するのではなく、お願いする形で頼むようにしましょう。

小学校中学年

この時期から、本格的に自立が始まります。本格的な反抗期を迎えるのはまだ先かもしれませんが、その兆候を見せ始めることは少なくないでしょう。

親から見れば腹の立つことも多いでしょうし、「自立なんてまだ早い」と感じることもあるでしょうが、過干渉は自立の妨げになります。できるだけ意思を尊重し、自分でできることを増やしてあげましょう。また、悪いことを叱るのは良いですが、子どもが自分で何かに取り組んだ際の失敗を指摘するのはやめましょう。

自立していく姿を見守りつつ、失敗したらフォローする、という親にとって忍耐が必要となる時期です。

小学校高学年

10代に入ると、いよいよ反抗期へと入ってきます。ただ、親に反応して欲しい、意見を聞いて欲しい、という願望を持っているのも事実。子どもの言うことを100%実現してあげる必要はありませんが、子どもの声には耳をかたむける姿勢でいましょう。

態度が反抗的という理由だけで一切話を聞かずにさえぎる、怒鳴りつけて黙らせる…といった対応は絶対に避けてください。よく聞けば子どもの言い分にも筋が通っている、ということもあるでしょう。

どんと大きく構えて、子どもを受け入れる度量が必要でしょう。

中学生の反抗期とどう向き合う?

本格的な反抗期が始まり、最も親子が対立しやすい時期です。だからこそ、親のほうが大人の余裕を見せて、対立を避ける工夫をすることも重要でしょう。

具体的には、子どもを従わせようと怒鳴りつける、叩く、などの脅すような言動は避けましょう。強く言っても聞かないなら放っておくことも大切です。「元気でいてくれればそれでよい」という態度を取っていれば、子どもも反抗する部分が見当たらずに大人しくなるものです。

また、自立への過程を歩んでいる時期ですから、あまり過度に干渉するのも考えものです。ある程度、子どもを信頼し、放任することも必要なのです。

-子育て色々
-, ,

Copyright© お金に困ったらショッピング枠現金化ママ安心サポート , 2024 AllRights Reserved.