利用額ごとの還元率が記載されていないと怪しい
高還元率を表示する悪質業者の中には、自社ホームページの最上段に「業界最高水準 還元率98%!!」などと記載し、利用額ごとの還元率を記載していないことがあります。
しかし、クレジットカード現金化業者では、利用額ごとに還元率が変動するものです。利用額が低ければ還元率も低く、利用額が高ければ還元率も高くなっています。
例えば、10万円の利用で還元率82%となっているならば、業者の売上は1万8000円となります。
そして、100万円の利用で還元率96%ならば、業者の売上は4万円になります。
もし、10万円の利用でも還元率96%を適用することになれば、業者の売上はたったの4000円にしかなりません。
そこで、全ての利用で安定して利益を上げるために、利用額に応じて還元率が変動する仕組みになっているのです。
しかし、このような基本的な仕組みを知らない利用者ならば、そもそも「クレジットカード現金化では、利用額に応じて還元率が変動する」ということさえ知りません。
そのため、悪質業者が「業界最高水準 還元率98%!!」などと表示していれば、利用額に関係なく、必ず98%の還元率が適用されると思い込んでしまい、他社よりずっと条件がいいと思って利用してしまいます。
当然ながら、このような業者でも、利用額に応じて還元率は変動します。
それを知らずに10万円利用した人が、98%が適用されずにクレームをつけると、

などと言われるのです。
利用者からすれば後出しジャンケンのように聞こえますが、業者からすれば「最初に確認しなかった方が悪い」といったところでしょう。