方法① クレジットカードで金券とチケットを購入、金券ショップで現金にする
これもやり方としてはきわめて単純です。
次の方式が基本です。
換金率の高い金券とチケットを選ぶ

2,金券ショップに転売し現金化
現在金券類は簡単に購入できるようになりました。
巷の金券ショップだけでなくネット販売も可能ですし、ヤフオクなどでも扱われています。
扱われているのも百貨店の商品券、ギフト券、旅行券、新幹線の回数券、株主優待券、プリペイドカードなど種類が揃っています。
今や業者を通さずに簡単に金券を転売し現金化することも可能です。
業者を使わなければ余計な手数料もかかりません。
上手くやれば元の額面に近い換金率が自然と達成できます。
要らない出費を抑えることができるようになったわけですね。
金券やチケットの中でも非常に人気が高いのが百貨店の商品券と新幹線の回数券です。
一般人にも高い購入メリットがあるので、買取金額もそれに応じた高い換金率があります。
ただし百貨店の商品券に関しては、カード会社と加盟店双方の取り決めでクレジットカードでの購入が不可となっています。
こうした取り決めは会社同士の協定に基づきます。
法律によるものではありません。
商品券、ギフト券、その他各種ギフトカードが購入できるのは、百貨店、スーパー、専門店などです。
それでもお持ちのカードでの購入が許可されてるかは、条件によって異なります。
例えば利用するお店、カードの発行元、カードのランクなどで買えるかどうかが変わってきます。
百貨店でも自社発行のカードや提携会社のものなら購入可能だとか、ランクがゴールドカード以上なら受け付けるといったケースもあります。
こうした買える・買えないといったケースが出てくるのはクレジットカードの仕組みにあります。
大事なことなので理解しておきましょう。
カードの売り上げが発生すると、クレジットカードの加盟店(販売店)がカード会社に手数料を支払います。
カード会社の利益はこの手数料が占める割合が大きいのです。
さてここで考えてみましょう。
カードで金券を購入されその後で額面全額で買い物をされると、手数料分がマイナスになりますよね。
普通の商品やサービスは利益の中から手数料を支払えます。
しかし金券は額面が一定で難しい。この理由からカード購入に制限があるわけです。
- 自社発行のカードや提携カードなら買えるところもある。
- ゴールドカード以上なら購入可能な場合もある
このように商品券は購入が難しい場合があるので、現金化に使われるのは新幹線の回数券が優先されてくるわけです。
本稿の「金券やチケットのクレジットカード購入での現金化」では新幹線の回数券がベストであることを覚えておいてください。
新幹線の回数券の還元率は95%~98%をも誇ります。
「クレジットカードで購入し金券ショップで現金化」は前項の「飲み会などでの+α作戦」に次ぐ確実性があり、また手早く高い率での現金入手法です。
現金化するメリットとは? 新幹線の回数券など
それではわざわざクレジットカードで金券などを買い、転売して現金化することにはどんな意味があるのでしょうか?
そのメリットを考えてみましょう。
まず一番大きいのが「信用情報会社や機関への登録を避けられる」点です。
クレジットカードを利用したときのことを思い出してください。
商品購入にあたって審査されることはまずありません。
同じように借り入れができない状態の方であっても、クレジットカードのショッピング枠を使えばよいのです。簡単に利用できます。
本来クレジットカードを使うのは、消費者金融の融資などと全く次元が違います。
厳密な話をするとクレジットカードでの購入は「借金」ではありません。
心情的には借金に近いところがあるかもしれませんが、新規の借り入れの手続きをするわけでもありません。
そのため信用情報機関への登録も無いのです。
この金券などを使った換金ほど高い還元率のものはそうそうありません。
現金化の手段としてははずせません。
他の価値がありそうな品物と比較してみてください。
ブランド品、ゲーム機、人気家電は比較的換金することが簡単です。
それでも質屋や中古ショップの還元率は80%あるかないか。
新幹線回数券の還元率95~98%との落差は一目瞭然です。
いかに金券類にメリットがあるか分かることでしょう。
金券の現金化に伴うデメリット
金券ショップには悪質な店もある
ここまで金券の現金化のメリットについて述べてきましたが、注意しなければならないリスクも知っておく必要があります。
まず一番目は「悪質な業者の金券ショップ」です。
どういった点が悪質かというと「還元率をごまかす」ところです。
たとえば「還元率の調整」といったもっともらしい言葉を並べて、買取金額を低くするわけです。
悪質な業者だとお客の足元を見て、色々と文句をつけては買取金額を低くします。
どうしてもお金がほしそうなお客さんを食い物にしようととっさに見極めるわけですね。
確かに金券の種類は地方によっては多少金額が前後するものもあります。
需要に左右されますし、株主優待券などは有効期限や使える期間がありますから、残り期日がわずかだと値が変動することもあります。
しかしこうした正当な理由がない限り値切られてしまうのは悪質な業者です。
避けるべき金券ショップと言えます。
騙されないためにも事前に下調べして金券の相場を理解しておき、優良ショップを見つけておきましょう。
悪質業者に騙されないようにするには、やはり事前の調査と準備が一番です。
前もって現金化した場合の額を計算しておき、インターネット上での相場価格を調べ、実店舗を数軒回ってもっとも割の良いところを見つけだします。
探し出した優良店や高い相場の所で買い取ってもらうことを習慣にすれば、おのずから悪質業者に関わることもありません。
大きなデメリットを味わうこともなくなります。