お金にまつわる話

意外?将来の「貯まる」につながる出費

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一瞬「ムダ?」と感じるものでも将来的には「貯まる」につながるもの

出費には、今すぐ役立つものと、そうでないものとがあります。「今すぐ役立たないもの」や「高額な出費」は、お金を貯めようと思ったら、真っ先に削る必要がありそうですよね。ところが……実はそうでもないのです。将来お金が貯まることにつながる、出費のアイデア5つを紹介します。

将来の「貯まる」につながるアイデア

将来の「貯まる」につながるアイデア



1:持ち家に、プロのクリーニングを入れる

最近マンションを購入した知人は、「2カ月に1回、プロのクリーニング会社に掃除をお願いしている」と言います。なぜなら、「仕事が忙しくて掃除ができず、きれいな状態を保てないから」「転勤や引っ越しでマンションを売却する際に、少しでも高く売れそうだから」だそう。

プロのクリーニング会社には、お風呂や洗面所、トイレなどの水回りだけの掃除のほか、床の掃除などを頼むこともできます。2カ月に1回で、1回あたり3万円かかったとすると、1年間で18万円になり、10年間で180万円もの出費です。かなり大きな出費ですよね。

ところが、マンション売却の際にキレイな状況だと、標準価格より、100万円、200万円単位で高い値段がつけられる可能性もあります。汚れがたまりにたまってしまうと、売却の際にクリーニング会社にお願いしても、完全にキレイにならないかもしれません。

日々忙しくて掃除まで手が回らない方、掃除がニガテな方、予算に余裕がある方は、のちのち持ち家を売却することも見据えて、検討するのも一案かもしれないですね。

2:セミナーや資格講座に参加する

セミナーや資格取得のための講座は、数千円~数万円、十数万円、数十万円かかります。かなり大きな出費になりますが、そこで得られた知識や資格、人との出会いによって、今の仕事がさらにうまくいくようになったり、違う可能性が開けることもあります。

ある個人事業主の知人は、資格を取ったことで年収が100万円以上アップしたといいますし、サラリーマンの方でも、資格手当で月数千円~1万円程度収入がアップしたケースもあります。

ただし、注意したいのが、やみくもにセミナーに通って満足してしまうこと。なんの役にも立っていないようであれば、時間とお金のムダです。そこは、十分お気をつけてくださいね。

3:書籍を読む

セミナーや資格講座より、グッとハードルが下がるのが「書籍」ではないでしょうか。最近はネットで簡単に情報を手に入れられるので、わざわざお金を払って書籍や雑誌を読む機会が減っているかもしれません。

でも、ネットの情報は玉石混交ですし、興味があるところだけをナナメ読みしがち。例えば、本気でマネーについて調べようと思っていたのに、いつの間にか美味しいお店情報や芸能ネタ、SNSの投稿を読みふけっていた……という経験はないでしょうか。

そんな点も、書籍なら大丈夫。特定の分野について深く掘り下げてありますし、保存性もあります。(書籍にもよりますが)「書籍1冊は、セミナー1~2時間分の内容」とも言われます。セミナーでは数千円~数万円かかるところ、書籍ならたった1000円程度と安いものですよね。

今すぐ役に立たなくても、自分自身の魅力アップや、将来の収入アップにつながる可能性があり、先行投資として実はお安いのではないでしょうか。

4:家事の時短になる"高級家電"を買う

家事の時短につながる、食器洗浄機、自動掃除機、洗濯乾燥機などは、1つあたり数万円~数十万円しますが、一度購入すると、日々の家事を助けてくれます。

食器を洗う、掃除機をかける、洗濯物を干すなど、毎日の家事が減ると、これまで面倒でできなかった「自炊」に時間を当てられるようになるかもしれません。自炊の習慣がつけば、食費が浮きますよね。また、家事をするストレスが軽ることで、衝動買いが減る可能性もあります。

5:長く使える上質な洋服、靴、バッグ、アクセサリーを買う

被服費について20~30代に取材をすると「節約中なので、1万円以上のものは躊躇してしまう」という方が結構いるのです。ところが「5000円~7000円くらいだったらOK」と毎シーズンたくさん買ってしまうケースが多く、結局は合計すると大きな出費に。だけど、満足感が得られていない様子。

そこで、「安い」ではなく、「欲しい」と思う上質なものを、厳選してみましょう。少々お値段が張っても、今まで1、2年で飽きてどんどん買い替えていたのが、5年10年と使えるようになれば結果的にお得です。「いいものを手にしている」という喜びと満足感に満たされ、モノも大事に使うようになり、好循環になるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。ただ単に日々の出費を切り詰めることだけが、「貯める」方法ではないのですね。今日明日の短いスパンではなく、5年、10年、20年という長いスパンで考えてみましょう。そして「今」と「将来」に生きるお金の使い方をしたいですね!

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