お金に困ったときの対処法

慢性的な「お金がない」には公的な融資制度がある

投稿日:1月 19, 2017 更新日:

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そもそも「本当にお金がない人」の場合はどうすればいいのでしょう。

それは福祉目的の、公的な融資制度を利用する、というのが答だと思います。これが案外、いろいろとあるのですね。調べてみました。(ただし融資まで一定の時間がかかりますので、すぐにお金が必要という方は上記のママ安心サポートも併せて検討してみてください。

・生活福祉資金貸付 総合支援資金

厚生労働省の「生活福祉資金貸付制度」は福祉のための公的融資制度の代表的なものです。

生活費のほか住居費などをかなり有利な条件で借りることができます。 公の制度だけあって、金利は1.5%。保証人を立てれば無利息(!)です。

生活支援費 二人以上の世帯:月20万円
単身世帯:月15万円
※最大12か月まで 保証人あり:無利子
保証人なし:年1.5%
住宅入居費 40万円
一時生活再建費 60万円

・母子福祉資金、女性福祉資金(東京都)

上に紹介した国の制度でしたが、地方が独自に運営しているものもあります。たとえば東京都にある母子福祉資金、女性福祉資金。母子福祉資金は都内在住で20歳未満のお子さんを扶養している母子家庭の母親に、女性福祉金は都内在住で配偶者がいなくて扶養家族のいる女性向けの融資制度です。

こういった地方独自の制度や、母子家庭であるなど特定条件によって受けられる制度もあるので、いちど、自分の地域の情報を調べてみましょう。

母子福祉資金(生活資金) 技能習得期間中:月額14万1,000円
その他の期間中:月額10万3,000円 保証人あり:無利子
保証人なし:年1.5%

・求職者支援制度

他にも仕事がなくてお金に困っているが、働く意志はあって仕事を探している。でも雇用保険がなくて(もしくは給付が終わってしまって)……という人には、給付金をもらって職業訓練を受けられる「職業訓練受講給付金」という制度があります(これは給付金ですので返済しなくていい「もらえるお金」です!)。この給付金を受け取っている人は、さらに生活費として、「求職者支援資金融資」という貸付を受けることもできます。

職業訓練受講給付金 月額10万円+交通費 ※給付金なので返済不要
求職者支援資金融資 同居配偶者等がいる:月10 万円
それ以外:月5万円 年3.0%

こうした公的融資制度の利用には、審査や利用資格・条件があって、「ちょっと今月ピンチなんで貸して下さ~い」ってわけにはもちろんいきません。特に生活福祉資金貸付制度のほうはそこそこしっかりした審査があり、誰でも利用できるものではないという話も聞きます。

このことからも、単に「欲しいものがあるけどお金がない」などではなく、やむにやまれぬ事情があってお金に困っている人のために、こうした制度が用意されているのがわかります。

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