お金関連の用語集

『ヤ行』の用語一覧

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【や】


<約定解約>

契約が成立した後に契約を消滅させて、最初から契約はなかったこととする行為。解約の場合は契約を終了させるという意味があるが、約定解除の場合には、不完全履行などがある場合に行うことができる。クーリングオフ制度なども、約定解除のひとつ。契約解除と同義。

<約定金利>

当事者間の契約によって決まる金利のこと。借主と貸主との間で定めている場合、約定金利が適用されるが、このような約束がない場合には法定金利を利用するが、個人間ならば金利を自由にできるということではなく、金銭消費賃借契約で利息制限法や出資法を守らなくてはならない。約定利息と同義。

<約定日>

ローンやクレジットカードなどの場合、契約で定められている支払い期日のこと。返済日と同義とされることが多い。一般的にはマーケットでの注文が行われ、売買が成立した日のことをさす。株式投資や投資信託などの投資では売買確定日と同義となり、意味が異なる。

<約定返済>

毎月の返済金額を契約時に決定し、この決定に沿って返済を行うことをさす。ただし、約定返済の場合は利息が別途、契約内容が定められているなど、金融機関と契約書によって、大きく契約内容は異なることが多い。

<闇金融>

国や都道府県から、貸金業としての営業許可を取っていない、登録を行っていない業者のこと。違法な貸付、法定金利以上の利息を請求するなどの違法行為を行って貸金を行う業者のこと。携帯金融(090金融)の他に、クレジットカードで換金性の高いものを購入させて換金を行うなどのサービスを行うこともあるが、すべて違法行為なので利用してはならない。業者は反社会団体などとのつながりが多い。携帯金融は闇金融のひとつ。


【ゆ】


<融資>

金銭の貸付を行うことをさす。貸付金、ローンと同義。

<融資規制>

日本銀行や金融庁などが、民間金融機関(銀行や消費者金融など)の行う融資に規制を行うことをさす。景気の低迷や加熱(バブル)への対策として行う規制と、法改正などで一部業種に特定した規制との2種類が主な融資規制といえる。類義語に財政政策や金融政策がある。

<融資限度額>

ローンなどの利用で、契約上の上限貸付金額のことをさす。銀行キャッシングやカードローンの限度額とは、この融資限度額のこと。住宅ローンや自動車ローンの場合には、借り入れ可能金額の上限をさす。貸付限度額、与信限度額と同義。

<融資利率>

借り入れを行った元本に対する利息のこと。あらゆるローンで利用されるもので、消費者金融では実質年率で表示されることが義務付けられている。住宅ローンなどの長期的な支払いの場合、固定金利と変動金利の2種類があるが、どちらも元本に対して考えられる利息のことで、保証料などは含まれない。

<有担保ローン>

借り入れを行う際に、担保を必要とするローンのこと。借り入れを行う者の債務不履行に備えているもので、資産を担保とする物的担保と、保証人などを立てる人的担保の2種類が主な担保といえる。対義語に無担保ローンがある。

<UCCC(ユートリプルシー)>

Uniform Consumer Credit Codeの略で、アメリカの統一消費信用法典のこと。アメリカ各州の信用取引を統一化するために作られた規範法の商事モデルで、取り立て業者や取り立て行為の規制を行うもの。アメリカでは各州で民法、商法が異なることから、規約の統一を狙ったモデル規範と言われている。民間団体の作成したものであるため、厳密には法的な強制力はない。


【よ】


<与信基準>

融資を行う場合に、その可否を判断するための基準のこと。他社でのローン利用があれば、この融資限度額や利用頻度なども参考にされる。個人信用情報機関の情報開示なども重要な判断項目になると言われるもの。貸付条件と同義。

<与信限度額>

クレジットカード会社がカード会員に与える利用限度額のこと。貸出限度額などとも言われることがある。クレジットライン、利用限度額、貸付限度額と同義。

<与信判断>

個人信用情報や申込者の経済状況などを参考に、融資の可否の判断を行うこと。与信基準が判断基準となり、この判断で融資限度額なども決定される。ローン審査、審査と同義。

<預貸率>

銀行の経営指標を判断する材料の一つ。預金残高に対する貸し出し残高の割合を出してパーセンテージで表示したもののこと。銀行の集めたお金(預金)がどの程度、融資に利用されているかを示すもので、100パーセンテージを超えると、オーバーローンと言われる状態となる。


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