クレジットカード会社が審査基準としている点について解説します。
本人収入
クレジットカード会社は入会申込書に記載された収入・年収を確認し、カード申込者に本人収入があるかチェックします。クレジットカード会社が「カード料金を毎月返済できる」と判断するとカード発行できますが、「返済能力がない」と判断されると審査落ちしていまいます。
クレジットカード会社が提示している申込資格に「安定した収入が必要」と記載されている場合、収入がない専業主婦の方は審査通過できません。カード申し込みの際は申込資格を満たしているか確認しておきましょう。
配偶者の収入(世帯年収)
専業主婦の方でも配偶者の方に収入がある場合、返済能力があると見なされ審査通過可能です。カード会社はカード申し込み時に記入された世帯年収を確認して、配偶者の方に十分な収入があるか判断します。
ただし、4人家族で世帯年収が200万円以下など、配偶者の方の収入が少なく生活が安定していないと判断されてしまうと審査落ちする可能性があります。
信用情報
カード申込者や配偶者のクレジットカード利用履歴(クレジットヒストリー)は信用情報を保管する個人信用情報機関に記録されています。カード会社は申込者の信用履歴を確認でき、過去にクレジットカード料金の返済滞納をした履歴が残っていると「カード利用料金が返済されない可能性がある」と思われ信用力がなくなります。
個人信用情報機関にはカードローンの利用履歴や、自己破産や任意整理をした履歴も残っており、申込者か配偶者の方が過去に金融事故を起こしていた場合には審査通過が厳しくなります。
配偶者がブラックかどうかを調べるのは、旦那さん本人が個人信用情報機関に信用情報開示請求をする必要があります。開示方法にはついては「信用情報の開示方法」で詳しく説明しています。